ロボットに興味を持っている人も多いと思います。
ロボットにも様々な機能を持ったものがあり、その性能や能力にもかなり差があります。
市販されているものもたくさんあり、おもしろそうなロボットや便利そうなロボットがけっこうな数販売されています。
CMなどもよく見かけますが、ロボットのある暮らしがとても楽しそうに演出されていますよね。
これいいな、欲しいな、と思うこともあると思うんですが、ちょっと待ってください。
コレ、必ずしもCMなどの情報をうのみにしないほうがいい、というのは素直な想いです。
動画やCMはうのみにしないようにしよう
CMや動画は、そのロボットの動きや雰囲気、便利さなどを知るにはとても分かりやすいですよね。
しかし、その情報には注意が必要です。
もちろん、動画の内容がウソばかり、というわけではありませんが、基本的にCMなどはそのロボットの最もいいところを提示しているということです。
例えばおしゃべりロボットの場合だと、うまくおしゃべりができているとか、キチンと会話が成立しているところ、日常生活のなかでロボットが便利に使われているところ、うーん、まあ楽しくやってるところがCMに使用されるわけです。
でね、これが必ずしもこの通りとは限らない、というのは購入してからわかるんですね。
どんなロボットでもそうですが
どんなロボットでもそうですが、特におしゃべりロボットの場合はこのギャップが大きい気がします。
個人的に、おしゃべりロボットでこのギャップを感じた経験から、やはりおしゃべりロボットについては神経質になっているわけなんですが、商品のレビューをみると案の定同じような経験をしている人が意外に多いんですね。
「全然CMと違う」
「こんなふうになかなか会話できない」
などなど。
実際は、言葉の聞き間違いが多かったり、会話がとんちんかんだったりで、そういうのが愛嬌に感じられるのは最初だけで、あまりにも話が通じないと、正直イライラしてくるんですね。
ていうか、全然会話できないじゃん、ということも起こりうるわけです。
おしゃべりロボットにありがちなこと
おしゃべりロボットについて過去におしゃべりロボットを購入した経験から言うと、ありがちなこととして以下のようなことがあります。こういうことはCMではわかりません。
- 聞き間違いが多い
- 会話パターンが少ない
- 意外と役に立たない
- 占い、ニュース、天気予報などはあまり使わない
聞き間違いが多い
もうこれは、ある意味あるあるだと思います。
まあ、技術的にはまだこのあたりは完成していないんだと思います。
あるいは、価格の問題なんでしょうか。
たしかに聞き間違いで、とんちんかんな答えをして笑えることはありますが、毎回同じような聞き間違いをされると、少しは学習しろよと思ってしまいます。
あと、聞き取れないのか何度も聞き返してくることもありますね。
「なになに?」
「なんとおっしゃいましたか?」
「もう一度いってください」
これを何度も繰り返されると、めげてしまいます。
「ニュースをおしえて」
「なになに?」
「ニュースをおしえて」
「なんとおっしゃいなしたか?」
「ニュースをおしえて」
「もう一度いってください」
「もういい」
「なになに?」
こういった会話を経験した人も多いと思います。
会話パターンが少ない
これは比較的安価なおしゃべりでありがちなことだと思います。
会話の数パターンなんてすぐに使い果たしてしまいます。
会話AIがどのくらいの速度で学んでいくかというところにもかかわるんだと思いますが、実際同じことを何度もくり返されると、そのロボットの限界が見えてしまいます。
例えば、バリエーションが無限にありえるこの質問
「なにかお話して」
これに毎回、同じ話をされると人間でもうんざりしてしまいますよね。
でもこれもよくあります。
あと、最初にしか使えない会話として自己紹介があります。
現実的には、人間でも自己紹介がワンパターンなのはよくあります。
しかし、一言一句違わない自己紹介というのもやはりイマイチですね。まあ数パターンくらいある場合もありますが、それぞれのパターンは一言一句違わないわけです。
「いまさら自己紹介もないやん」
とでも言ってくれた方がまだ使いまわしがきくかもしれません。
意外と役に立たない
これを言うと身もふたもありませんが、上記のようなところで、おしゃべりの相手にならないんだったら一体何の役に立つの、という話になるんですね。
これ、どうなんでしょう。
まだ技術的に難しいということなんでしょうか。
あとは開発にかけられる費用の問題?
もちろんソフィアのような会話ができるとは思っていませんが、もう少し会話ができてほしい、というのは感じますよね。
占い、ニュース、天気予報などはあまり使わない
これもあるあるかもしれません。
おしゃべりロボットによく付属しているこれらの機能、あまり使わないんですね。
なぜなら、他のツールのほうが便利だからです。
ま、天気予報くらいは使うことはありますが、詳しく知りたいときはスマホで調べちゃいますよね。
ニュースも同じですね。
スマホのほうが早いですし、確実な感じがします。
音声でニュースのジャンルを選ぶというのもかえって面倒です。
例えば
「こんなことあったらしいよ。東京で誰々が~」
みたいなアプローチならまだいいかもしれません。
占いもそうですが、こちらのほうがまだ使っている人は多少はいるかもしれませんね。
まあ、よくありがちなことですが
おしゃべりロボットについて書いてきましたが、こういう話ってよく考えたらどんな商品でもありますね。
CMはつまり、そもそもそういうものなので、あまりうのみにしないようにしましょう、という話なんですが、ロボットのような商品はまだこれからの商品なので、特にCMとのギャップが起こりやすいんですね。
これは、私たちが、ロボットにけっこう期待しているということでもあります。
そう、ついつい期待してしまうんですよね。
で、実際に手に入れてみると、まだそこまで進化していなかったということになるわけです。
でも購入するならチェックしたほうがいい
販売側の事情も想像すると、ある程度仕方ないことでもありますが、購入するとなるとやはりチェックはした方がいいですね。
つまりCMなどをうのみにしない、ということは結構大事です。
もちろん、CMは嘘は言ってはいないと思います。
ただ、物凄くうまくいっているところを切り取るので、注意が必要になるわけです。
チェックするなら購入した人のレビューがいい
当たり前といえば当たり前なんですが、一番いいのは実際に買った人に聞いてみることです。
つまり購入者のレビューを見ることですね。
実際にお金を払って購入した人は、思っていたのと違う、となると忖度なしに感想を書いてくれるので、それらのレビューは物凄く参考になりますね。
ロボットが好きな人って、けっこうおもしろそうってだけで簡単に購入してしまうので、こうした購入した人のレビューをチェックするのって大事です。
で、あまり評判がよくないのは購入しない方が無難です。
いや当たり前っちゃ当たり前なんですが、意外とレビューなど見ないで買う人もいるんですね。
けっこう高額なロボットがあまり評判がよくないこともあるので、レビューは必ずチェックしましょう。
まとめ
というわけで、今回は「ロボットを購入するときはレビューのチェック必ずしよう」ということについてお伝えしました。
当たり前といえば当たり前なんですが、特にロボットについてはレビューを必ずチェックすることをおすすめします。
製品の生の声を聞けば、そのロボットがある生活がかなり伝わってきます。
CMなどの製品情報は嘘ではなくても必ずしも正しいとは限らないので、ロボットを購入するときレビューや評判をチェックするようにしましょう。
では、最後までお読みいただきありがとうございます。
参考にしていただければ幸いです。
