マンションなので犬や猫などのペットが飼えない、と悩んでいる人もいるかもしれません。
また、一緒に住んでいる人が犬が苦手、猫が苦手、という理由でペットが飼えないという人もいるかもしれませんね。
そんな方におすすめされるのがロボットペットというわけなんですが、そのロボットならではの動きや機能に珍しくてかわいい、という声がある一方、イマイチ、しょせん機械、のような残念な声もあります。
そこで今回はロボットペットのメリットとデメリットについて考えてみたいと思います。
ロボットのペットのメリット
まずはロボットのペットのメリットを考えてみたいと思います。
メリットというかいいところという感じですね。
- 意外とかわいい
- 本物のペットに比べて費用がかからない
- 咬んだりしない
- 動物が苦手な人でも飼える
- 散歩の手間がない
- 餌代がかからない
- 子どもが喜ぶ
- 癒される
- 動物にない機能がある
ざっとこんな感じでしょうか。
意外とかわいい
本物のペットとは違う可愛さがあります。
これは、おもしろさといってもいいかもしれません。
ロボットというだけですでに面白いところもありますからね。
とぼけた反応は実際のペットにもありますが、ロボット特有の反応に可愛さを覚えることもありそうですね。
本物のペットに比べて費用がかからない
これはロボットにもよると思いますが、基本的には本物のペットよりは安価とはいえるかもしれません。
本物の犬などは安くても10万以上、高いものは30万くらいはしますが、ロボット犬だと安いおもちゃだと数千円くらいからあります。
まあ、アイボとかになると20万円以上ということになりますが、餌代などまで考えると少しアイボの方が安いかなというところです。
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咬んだりしない
犬型だろうがネコ型だろうが、基本的に人間を傷つけるような機能はありません。
このへんは本物のペット、主に犬、猫になりますが、だと容赦なく噛んだり引っかいたりするやつはいますね。
動物が苦手な人でも飼える
中には犬が苦手とか猫が苦手、また鳥が苦手というふうに、動物が苦手な人もいますが、そういう人でもロボットのペットなら大丈夫です。
そもそも動物ではありませんし、前述のように噛んだり引っかいたりすることがないので、動物を怖いと思っている人でも接することは出来ると思います。
また、糞や毛が抜けたりといって、部屋を汚すことがないので、そういうところが嫌いだという人でも大丈夫ですね。
散歩の手間がない
本物の犬だと、毎日の日課として散歩に連れて行かないといけない、とかありますが、ロボットの犬ならこの手間はありません。
逆に言うと、散歩に連れていけないということで、その楽しみはないかもしれません。
餌代がかからない
ロボットのペットだと餌を食べないので、餌代がかかりません。
これは費用的には、本物のペットとは大きく違いますね。
ただ、電池であったりバッテリーの充電というのは必要になります。
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子どもが喜ぶ
これはもう、子どもはそもそもロボットは大好きですから、その存在自体に喜びます。
愛着も大人以上に感じる可能性があります。
ただ、場合によっては速く飽きる可能性も、これはありますが。
癒される
意外と、ロボットとはいえ癒しの効果はあります。
ロボットのペットのしぐさのおもしろさや、鳴き声、またおしゃべりするものなら、朝の「おはよう」から「おやすみなさい」などの日常の会話に癒されるというのはあります。
よくわからない「しっぽ」だけのロボットもありますが、これが意外な癒しの効果を発揮したりします。
動物にない機能がある
そうはいっても、それほど特別な感じはあまりしないんですが、一応、天気予報とかニュースとか中には英会話ができるとか、本物のペットではできない機能をもているものもあります。
まあ、ただ機能的にはそれほど完璧ではないというのと、意外と機能自体は他で代用できるものも多いです。
ただ、多くはそういった機能をもっていたりします。
ロボットのペットのデメリット
ロボットのペットのデメリットを考えます。
- 可愛くない
- 費用が高い
- 飽きる
- 壊れる
- 物足りない
可愛くない
これは、メリットでいったところと矛盾するんですが、いわゆるペットとしての可愛さが感じられないものも結構あります。
特に海外製のものは、日本人の感覚と少し違うのか、あまり可愛くないペット用ロボットは多いです。
なんていうか、正直気味が悪いのもあります。
これを海外の人は本当にかわいいと思うのだろうか、という見た目のペット用ロボットも結構ありますね。
まあこれは好みなので必ずしもなんですが。
費用が高い
これもちょっと矛盾してしまうんですが、ちゃんとした満足を求めようとするとある程度の金額のものでないと難しいというところがあります。
数千円クラスのロボットペットは確かにありますが、大人の欲求に耐えられるものはなかなかありません。
最低でも数万円以上のものでないと、子どもはともかく大人は満足できない可能性が高いと思います。
これはペット用に限らず、例えばおしゃべりロボットとかでもいえると思います。
飽きる
これは、正直ロボットの金額にもよると思います。ある程度の金額以下のものは、アップデートという機能がないので、しぐさや話す内容のパターンがわかってしまうと、途端にただの機械のカタマリになってしまうというところがあります。
同じパターンの動きに新鮮さを感じなくなって飽きてしまうんですね。
これは子どもも同じです。
ある程度の金額のロボットペットだと、定期的にアップデートがされるので、ロボット自体が進化していきます。
そうすると、飽きる前に新しい面が見えてくるので、飽きづらいんですね。
そういったロボットは基本的にやはり値段が高いです。
壊れる
これはもちろん、仕方がないことですが、モノによっては意外に早くその時期はやってきます。
物足りない
これも、比較的金額の安いロボットペットに観られる傾向です。
動きのパターンが少ないので、すぐに物足りなく感じてしまいます。
やはり定期的なアップデートは必要だということですね。
また、そもそものポテンシャルとして物足りないということもものによってはありえます。
低価格のものはやはり総じて物足りなくなるものです。
ただ、飽きるまでの期間や物足りなく感じるまでの期間には若干の違いがあるかもしれません。
まとめ
というわけで、今回はロボットのペットを購入するメリット、デメリットについてお伝えしました。
やはり、安いロボットは今回挙げたデメリットが顕著ですね。
逆に、ある程度以上の費用がかかるロボットペットだと、メリットの部分が大きいとは言えます。
費用の問題はやはり大きいですが、それぞれの金額なりにメリット、デメリットはあるとは思います。