ロボットについてのアレコレ

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ロボット雑記

ロボットに似た言葉で、アンドロイド、ヒューマノイド、人造人間、サイボーグとかいろいろありますが、これってどう意味なんでしょうか。

今回は、ロボットの定義から語源などロボットに関するアレコレをゆるーくまとめてみました。

身近な存在になりつつあるロボットですが、意外とこういった基本的(?)なことって知らないものです。

ぜひ、最後まで読んでいただければ幸いです。

ロボットか否か

ロボットとは、管理人の解釈でいうと、自動で動く機械システムということになります。

ロボットっぽいものを、ロボットかどうかで分けると、

  • ドラえもん→ロボット
  • 鉄腕アトム→ロボット
  • 仮面ライダー→ロボットではない
  • フランケンシュタインの怪物→ロボットではない
  • サイボーグ009→ロボットではない

ということになります。

ただ、いわゆるロボットアニメに出てくる「マジンガーZ」や「ガンダム」もロボットという認識なんですね。

つまり

  • マジンガーZ→ロボット
  • ガンダム→ロボット

マジンガーZやガンダムは、誰かが操縦しないと動かないので”自動で”というところが当てはまらないんですが、これらをロボットではないというと、ちょっと違和感があります。

ロボットとは

総務省によると、ロボットとは「センサー、知能・制御系、駆動系の要素技術を有する、知能化した機械システム」(NEDOロボット白書2014)と定義しているとのこと。

そのうえで、ロボットの役割を、

  • 生産環境における人の作業の代替
  • 危険環境下での作業代行
  • 日常生活支援

に分類しています。

生産環境における人の作業の代替

いわゆる産業用ロボットのように、人間が飽きてしまうような単純な作業を、自動で高速で高精度で行なうロボットのことです。

工場などで、搬送、加工、組立などの作業を人間に代わって自動で行うロボットとしてイメージを持っている人も多いと思います。

危険環境下での作業代行

危険環境下での作業代行として、無人システムが挙げられています。

検索すると、無人システムとして無人ヘリコプターとか無人艇など出てきますが、自立性を考えるとドローンのほうが近いかな、と思います。

また、災害現場などの危険環境で活動するレスキューロボットなども、この役割を担っているといえますね。

日常生活支援

日常生活支援のロボットは、私たちが普通にイメージするロボットに一番近いかもしれません。

最近では店舗などで見かけるサービスロボットもこの分類に入ると思います。

エンターテイメントロボットとして、ペットロボット。癒しやコミニュケーションを目的にしたロボットもこの分類ですね。

日常生活の支援として、家事支援、介護、日常支援などを目的とするロボットの総称して「パートナーロボット」ともいうようです。

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ロボットの語源

ロボットという言葉は、チェコの作家であるカレル・チャベックが、1920年の「R・U・R(ロッサム万能ロボット会社)」という戯曲のなかで登場させた人造人間のことをロボットと呼んだのが最初とされています。

ロボットという言葉は、チェック語の「robota(強制労働)」と「robotik(労働者)」の合成語ということなので、もともとロボットという言葉には、強制的に労働をさせるという意味が含まれているんですね。

ちなみに「R・U・R」は、ロボットが反乱を起こす、というような作品です。

人間の仕事を肩代わりしてくれる万能労働者として「ロボット」が普及している世界の話です。

ロボットたちは反乱を起こし、人間を滅ぼして、ロボットの支配する世界を作ります。

しかし、ロボットはロボットの作り方を知らないまま人類を滅ぼしてしまったので、自分たちを作る方法を知りません。

ロボットは、人類でただ一人の生き残りの男に、ロボットを増やす方法を教えるように詰め寄りますが・・・。

といった内容ですが、作品の中でのロボットは、現代のいわゆるロボットというよりは、人造人間、クローン人間といったほうが近いかもしれません。

「R・U・R」は、検索すれば無料で読むことができるので、興味のある方は読んでみてくださいね。

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ロボット、アンドロイド、ヒューマノイド、サイボーグ

ロボットと似た言葉に、アンドロイド、人造人間、ヒューマノイド、サイボーグなどの言葉がありますが、これらはどう違うのでしょうか。

※下で、それぞれの言葉を説明していますが、文献、資料によって微妙に意味が異なっていたり、また意味が重なっていたりしていることもあって、一概には言えない、というのが正直なところです。なので、あくまでも管理人の個人的な解釈ということをご了承ください。

アンドロイド

もともとアンドロイドは、人間の形をした人造人間のことを指したということです。

前述の「R・U・R」のロボットも、古い意味で言えばアンドロイドとも言えますね。

「フランケンシュタイン」も同じ人造人間ということで古い意味でのアンドロイドといそうです。

現代では、アンドロイドというと、機械仕掛けの人間型ロボットのことをいうことが多いといいます。

「フランケンシュタイン」に出てくる怪物は、生命を生み出す研究の結果生み出された”怪物”なので、いわゆるロボットとしてもアンドロイドとしても、現代の定義には当てはまらないかな、というところです。

人造人間というのが近いイメージです。

ちなみに「フランケンシュタイン」のフランケンシュタインは、怪物の名前ではなくて怪物を生み出した科学者の名前です。

一般には、怪物の名前だと思っている人が多そうですが、違うんですね。

人造人間

人造人間は、人間の形をしたロボットの側面もありますが、機械的なものだけでなく人工的に作られた生命体のような要素もありますね。

すべてが機械ではなく、生命体の部分があるということですね。

例えば「仮面ライダー」もアンドロイドではなくて人造人間ですよね。

ヒューマノイド

ヒューマノイドは、「人間のようなもの」とか「人間もどき」などと訳されたりしますが、人間のような”何か”ということですね。

その意味で、アンドロイド、人型ロボットもヒューマノイドということになります。

「人間のようなもの」という意味では、SFで出てくる人間そっくりの宇宙人もヒューマノイドと呼ばれることがあります。

ヒューマノイドは、必ずしもロボットではないというのが、一般的な解釈といえそうです。

サイボーグ

サイボーグcyborg)は、サイバネティック・オーガニズム(Cybernetic Organism)の略になります。

サイボーグとは、宇宙空間や海底などの特殊な空間に適応するために、人工臓器などで身体の一部を改造した”人間”のこと、ということです。

つまり、サイボーグはロボットではなくあくまでも人間ということなんですね。

アシモフのロボット3原則

ロボット3原則というのを聞いたことがあるでしょうか。

「ロボット3原則」はロボットが従うべきとして示された3つの原則のことです。

ロボット工学3原則とも言われます。

ロボットについて調べると、必ずと言っていいほど出てくるロボットとしての原則的なルール(SFの中での話ですが)とされているものです。

ロボット3原則は、SF作家のアイザック・アシモフの1950年の小説「われはロボット」の中で提示されました。

第一条

ロボットは人間に危害を加えてはならない。また、その危険を看過することによって、人間に危害を及ぼしてはならない。

第二条

ロボットは人間にあたえられた命令に服従しなければならない。ただし、あたえられた命令が、第一条に反する場合は、この限りでない。

第三条

ロボットは、前掲第一条および第二条に反するおそれのないかぎり、自己をまもらなければならない。

2058年の「ロボット工学ハンドブック」第56版、「われはろぼっと」より

ウィキペディアより引用

前述した「R・U・R」もそうですが、ロボットが創造主である人間を滅ぼすという話は、アシモフ以前のSFの中でよくあったようで、それらの作品と一線を画すために、ロボットにこのような行動規制を設けた、とアシモフ自身が語っているようです。

あくまでもSFの中での話でありながら、私もロボットに対してはどこかで「反乱を起こす」というイメージがありますね。

まさか「ロボホン」とかが反乱を起こすとは思っていませんが、こうしたイメージはいつの間にか心のどこかにあります。

ロボットの原則的なルールとされている、いいましたが現実での適用にはフレーム問題という障害があり、ロボットに実装するのは難しいと予想されています。

フレーム問題とは

フレーム問題とは、有限の情報処理能力しか持ちえないロボットには現実に起こり得る全ての問題に対応することができない、ということ。

ま、そりゃそうだ、と思ってしまいますね。

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ソニーのAIBO開発に定義されたロボット三原則

SF小説のなかで、提示されたロボット3原則ですが、後のロボット工学にも影響を与えています。

SONYによって開発されたAIBOというイヌ型のロボットがありますが、開発にあたってソニーは以下のロボット3原則を定義しました。

《第一条》
ロボットは人間に危害を加えてはならない。
自分に危害を加えようとする人間からも逃げることは許されるが、反撃してはいけない。

《第二条》

ロボットは原則として人間に対して注意と愛情を向けるが、 ときに反抗的な態度を取ることも許される。

《第三条》

ロボットは原則として人間の愚痴を辛抱強く聞くが、 ときには憎まれ口を利くことも許される。

AIBO辞典より引用

なんともいえない趣がありますが、アシモフのロボット三原則が大きく意識されているのがわかりますね。

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まとめ

というわけで、今回は「ロボットについてのアレコレ」についてお伝えしました。

最近ではファミレスなどでもロボットを見かけるほど、身近な存在になったロボットですが、「ロボットとは」なんてことをあらためて考えることもないとは思います。

今回いろいろ調べてみて、ロボットがSFの世界の話だったころから、人間が想像力を駆使して実にいろいろなことを深く考えていたんだな、と思いました。

ロボット開発におけるSF小説の重要性も感じられましたね。

たまにはこれからのSFに想いを馳せてみるのもいいかもしれません。

参考にしていただければ幸いです。

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