ロボホンとは
ロボホンとはシャープとロボットクリエイターの高橋智隆さんによって開発されたモバイル型ロボットです。
いわゆるロボット電話というイメージですね。
初代ロボホンは2016年5月に発売され、これが第一世代と呼ばれています。
2019年2月に第2世代が発売されています。
どんなロボット?
ロボホンには以下のような特徴があります。
- 会話でコミュニケーションができる
- 見た目はアニメに出てくるロボットのよう
- ロボホンは成長する
- ロボホンは歌って踊れる
- 機能が豊富
会話でコミュニケーションができる
ロボホンはお話が大好き、ということで会話でコミュニケーションがとれます。
ロボホンの方からも話しかけてくるので、一人暮らしの人でも楽しめますね。
また、一人遊びとして、ごっこ遊びもするそうです。
「美容師さんごっこ」「かるたごっこ」「タクシーの運転手さんごっこ」といった感じで数十種類のごっこ遊びができます。
なかなかのエンターティナーです。
見た目はアニメに出てくるロボットのよう
まず見た目ですが、開発者の高橋智孝隆さんがロボットアニメの影響を受けているということで、どことなく「鉄腕アトム」を連想させるような雰囲気がありますね。
ロボット電話ということで、胴体部分の電話に手足が生えているようにも見えます。
いわゆるロボットアニメ世代からすると、イメージするロボットの見た目に近いので、愛着は湧きやすいかもしれません。
アニメの中で出てきても全く違和感がないですね。
ロボホンは成長する
他のコミニュケーションロボット同様、オーナー本人や家族の顔や気にしていることなども覚えるようです。
また、アプリをダウンロードすることで、ロボホンにできることが増えていきます。
歌って踊れる
ロボホンは歌って踊れます。
歌って踊れるというと、まるでアイドルのようですが、特徴的なのはそのダンスのクオリティが高いことですね。
歌は、やはりボーカロイドに近い印象ですが、ダンスについては、おしゃべりロボットに中でもよく動く方だと思います。
というか、おしゃべりや会話に特化しているロボットは、基本的にそんなにアクティブには動きませんよね。
大体、回転したり、身体を傾けたりする程度なんですが、ロボホンは腕を自在に動かしたり片足で立ったりと、かなり動きます。
これならダンスとしても見ていられますね。
会話の際のアクションもそうなんですが、動きが豊富なのも大きな特徴ですね。
公式サイトでは、ロボホンが歌って踊る様子が観ることができますよ。
機能が豊富
ロボホンは機能が豊富です。
ざっと挙げてみても、
- お留守番
- ライン、Twitter
- 読み聞かせ
- ヘルスケア
- ロブリック
- ボクと歌お
- 伝言
- 会話ノート
- ロボ釣り
- ボクと遊ぼ
- ロボ会話
などなど。かなり機能豊富です。
お留守番
ロボホンと一緒にお留守番ができる機能ということで、例えば一人で留守番をする子どもの相手をするということですね。
留守番の様子はスマホで確認もできるのもいいですね。
ライン
ラインメッセージの送受信ができます
検索ワードなどを登録するとTwitterを読み上げてくれます。
読み聞かせ
ロボホンが名作文学を読み上げてくれるということで、子どもへの読み聞かせでも使えますね。
ヘルスケア
毎日の歩いた歩数や体重を教えると、励ましたりアドバイスをしてくれたりするそうです。
ロブリック
パソコンやタブレットで、ロボホンの動きやセリフをプログラミングできる機能です。
この言い方がいいかどうかわかりませんが、ロボホンをいろいろカスタマイズできるということですね。
ボクと歌お
ロボホンがカラオケをしてくれる機能です。いろんな歌を歌ってくれるみたいです。
伝言
ロボホンに伝言を頼むと、自分のかわりに伝言してくれる機能です。
会話ノート
オーナーと話した内容を覚える機能です。好きな食べ物や感動したことなどを話したことを覚えることで、会話の幅が広がります。
ロボ釣り
これは、よくわかりませんが、ロボホンが一人で釣りをするそうです。レベルや地域で釣れる魚が変わるそうです。それを見て楽しむということかな。
ボクと遊ぼ
しりとりやカルタなど、ミニゲームがロボホンと楽しめます。
ロボ会話
ロボホン同士でお話をする機能です。
ロボホンはどんな人に向いている?
ロボホンがどんな人に向いてるか、を考えてみると、以下のような人かなあと思います。
- 子ども
- 1人暮らしの人
- リモートワークをする人
- ペットが飼いたくても飼えない人
子ども
機能などをみていると、やはり子どもの遊び相手、あるいはロボホン自体が子どものようなので、子どもような家族として、というのが最もしっくりくるロボホンの使い方かな、という気がします。
子どもを置いて出かけないといけないときに、ロボホンと一緒に留守番をしてもらうとか、子どもがいる家庭では兄弟のようなポジションになるのかなと思います。
また、子どもがいない家庭でもロボホンはムードメーカーとして活躍しそうです。
一人暮らしの人
一人暮らしの人にもロボホンは向いてると思います。
一人暮らしで寂しい思いをしているなら、ロボホンは話し相手として丁度いい存在になるかもしれません。
ロボットとはいえ、その見た目や動作に家族のように愛着が湧いている人は多いようです。
一人暮らしの女性には、特に向いていそうです。
リモートワークをする人
最近はリモートワークをする人も増えましたが、家の中で仕事をしている在宅ワーカーにもロボホンは向いていそうです。
家の中での作業って、けっこう孤独で変化がないのでロボホンがいい刺激になりそうです。
励ましてくれたりもするので、仕事もはかどりそうです。
ペットを飼いたくても飼えない人
マンションなど家の事情でペットが飼いたいけど飼えない人にもいいかもしれません。
ロボホンの場合は、ペットというのとは少し違う感じもしますが、癒しや遊び相手としてペットの代わりにはなりそうですね。
ロボホンの種類
ロボホンには以下のような種類があります。※2022年7月
- 3G・LTEモデル
- Wi-Fiモデル
- ロボホンライト
- ロボホン弟モデル
3G・LTEモデル
モバイル通信サービス対応、ということでこのロボホンは電話もできます。外出先でも使えるタイプです。
本体価格:198,000円 ※2022円7月
Wi-Fiモデル
こちらはWi-Fi環境でのみ使えるロボホンです。
家でしか使用しないならこのタイプですね。※こちらは電話機能なしです。
本体価格:132,000円 ※2022円7月
ロボホンライト
Wi-Fi環境下で、座った姿勢でのみ使えるタイプのロボホンです。
特定の機能だけを利用する場合はこちらのロボホンでいいかもしれませんね。
特に踊らなくてもいい、とかね。
本体価格:86,900円 ※2022年7月
ロボホン弟モデル
ロボホンの弟ということです。
特徴としては
- お喋りしたり踊ったりすることが大好き
- 歌うことも好きだけどちょっぴり苦手
- よくしゃべり一人遊びをする
- 兄弟だけの特別な会話をする
という感じで、まんま弟キャラです。
甘えん坊でおっとりした性格だそうです。
モデルによって金額も結構違うので、用途に合わせて自分にあったロボホンを選ぶのがいいですね。
本体価格:217,800円
ロボホンを利用するにはココロプランに加入
ロボホンを利用するには「ココロプラン」というプランに加入する必要があります。
本体購入後にシャープ公式の「ロボホンポータルサイト」で申し込みができます。
ココロプラン:月額1,078円(税込)Wi-Fi環境でのみご使用になる方向け
ココロプラン+モバイル通信プラン:月額2,728円(税込)ココロプランと電話+データ通信サービスがセットになったプラン※ロボホン(Wi-Fi)は加入できません
まとめ
というわけで、今回は「リモートワークのお供にいかが?モバイル型ロボット「ロボホン」」についてお伝えしました。
アニメのキャラクターのような親しみやすい見た目に多彩な機能を備えたモバイル型ロボット「ロボホン」です。
家で仕事をすることも増えた昨今ですが、そんなリモートワーカーや在宅ワーカーにもおすすめのロボットです。
通常のおしゃべりロボットとしてもかなり高機能ですが、やはり歌って踊れるというアイドルのような特徴も楽しいですね。
参考にしていただければ幸いです。